愛知県あま市のホルモン卸会社「株式会社井村食品」
本物のホルモンとは真の鮮度を持ったホルモンの事。
そのホルモンは、食味・食感・食音が他とは全く違うんです。
そのルーツとなったのが、約60年前に祖父が創業した際の配達スタイル。
市場から仕入れた豚のホルモンを即日配達するというものである。
処理したてのホルモンは美味しいんです。
一般的には「ゴムみたいな食感がする」「独特の臭みがある」というイメージかも知れませんが、それは劣化したもの。
熟成して美味しさを増す正肉とは違い、消化器官である内蔵・ホルモンは劣化するだけで熟成しない。
だからこそ、鮮度が命になるんです。
当社では、市場での仕入れ、洗浄、処理、配送を必ず1日で行い、鮮度を保ったままお届けしております。
そうすることで、ホルモン本来の旨みを感じることができると考えています。
創業以来変わらぬ思いを伝え続ける。卸業者としてのプライドはそこにあります。
- ホルモンの旨みを引き出すために必要なのは鮮度。
その鮮度を保ち、旨みを最大限にするためには、迅速で適切な処理が求められます。
それを可能にするのが、井村食品のホルモン職人たち。
知識、経験、技術に裏打ちされたものがそこにはあります。
- 処理の方法や保存方法を含めて、何が適切なのかは部位によって異なるもの。
だからこそ、全ての部位ごとに処理方法を変えて、職人が手仕事で行います。
均一で統一感のある機械での洗浄とは違うものが求められるのです。
この違いがホルモンの味の違いとして、最終的に現れてくるのです。
洗浄には厳選した地下水を使用し、ホルモンの良さを引き出すように考えております。
通常の水道水と比べて比べて
10(2乗)~10(3乗)レベルの除菌が
可能になるオゾン水を工場設備などの洗浄に使用しております。
その結果、付着菌数も使用前に比べて4~6割の減少がみられました。
卸業者として素材の味ももちろんですが、
衛生管理をし、安心・安全なものをお届けするのは欠かせないこと。
今後も取り組んで参ります。
ホルモン・内蔵の素材だけでなく、スモークレバーやスモークハツなど、
素材の良さを活かした加工品の製造も行っております。
これらの加工品は、井村食品が経営する飲食店“ひとすじ”にてお召し上がりいただけます。
当社が掲げる調理提案の一つです。今後も試行錯誤しながら新しいものを生み出していきます。
- レバーの旨みをスモークすることで閉じ込め凝縮した一品。
豚のレバーをこだわりの調理法でスモークしております。
- ハツの独特な食感とスモークすることで増した風味が特徴。
カルパッチョ風にハツパッチョとしてお召し上がり頂くのがおすすめ。
- 豚タン・レバーの素材をそのまま活かし、安心安全に低温調理にて加工した、弊社オリジナル商品。
今までの常識を根底から覆す1品です。
井村食品直営店“ひとすじ”をオープンさせたのは、
ホルモンに対する誤解が多く、美味しい食べ方、情報、知識を知らない、
間違ってしまっている事の多さを痛感したからである。
本当に美味しいホルモンを消費者に届ける為に必要なのは、ホルモンを届けるだけじゃない。
正しい知識や情報を伝える事が必要だと痛感し、美味しいホルモンを味わって頂けるお店を作りました。
すべては、一人でも多くの方に本当のホルモンとは何なのかを知ってほしいという思いから。
ひとすじで本物のホルモンをご堪能ください。